今年の２月末に
愛知県のとある場所で
ドニーさんたちの
頭のサイズの採寸が行われました。
小児がんや無毛症、脱毛症などで
髪を失ってしまい、
ウィッグを必要としている方々、
特に、
無償でウィッグを提供している
ＪＨＤＡＣさんでは、
ウィッグを希望している子供たちのことを
「ドニー」と呼んでいます。
採寸から、１ケ月ほど経ち
今月の初めに、
採寸をもとにつくられた
ウィッグ「ＯｎｅＷｉｇ」が
ドニー様のご自宅に送られました。
本日、
そのウィッグを受け取った一人のドニー様の
ウィッグのカットをさせていただきました。
前髪を分けられるように、
一つでまとめられるように、
髪をおろしている状態でも自然になるように。
希望される髪型をもとに、
髪型やスタイリングの話を踏まえ、
提案をさせていただき、
カットをしながら、
いろいろなお話をさせていただき、
ヘアカットが終わる頃には、
とてもにこやかに、
嬉しそうにしてくださっているのを拝見し、
とても嬉しく感じました。
２０～３０人分の髪でつくられている
ウィッグの重みを感じでいただけていて
「髪の毛を寄付してくださった方々、
ありがとうございます。
ウィッグ、大切にします！」
「今はできないけど、
いつか私もヘアドネーション（髪を寄付する側）します！」とも
話してくださいました。
皆様の思いで支えられている
このヘアドネーションの活動が、
より多くの方に知っていただけたらいいな。と、
感じます。