来週、
日本髪のご予約を
いただいているお客様が、
お持ちの
かもじ類、道具、飾りを
持ってきてくださいました!
「かもじ」というのは、
わかりやすくいうと、
日本髪用の付け毛のことです。
今回は
丸髷(まるまげ)
いろいろと
道具や飾りが必要になりますが、
少し説明をいたします。
まず、
左上の黒いものが
司(つかさ)といい、
丸髷の髷をつくるのに必要な型です。
その下の
紫色のものが
手柄(てがら:丸髷用)といい、
色は立場や場合、好みなどにより、
変わります。
その下の、
銀色のものが、
平打ち(ひらうち)といい、
後ろ挿し(うしろざし)と
言うこともあります。
右側の、
櫛と笄(こうがい:丸髷用)
笄は棒状のもので、
中挿し(なかざし)ということもあります。
その下は、
根掛け(ねがけ)です。
どこに、
なにをつかうか。
考えながら、
髪型をじっくりながめると、
いろんな発見があったりします。
日本髪、
奥が深いです。